意外と知らない?ステッキの正しい使い方 【名称編】

皆様、ついに暑い夏がやってきましたね。

つい先日までは湿度はあれども過ごしやすい気温でした。先週からは一変して真夏日、さらには猛暑日になってきています。

でも、長い梅雨も明けて、お天気を楽しみながらお出かけをする方も多いと思います。水分補給をしっかりおこない、疲れたら日陰で休憩しながら夏を満喫してください。

 

さて、今回はタイトルの通り意外と知られていない【 ステッキに関する便利なあれこれ 】をご紹介いたします。

 

皆様はステッキの「先ゴム」「グリップ」「シャフト」「調整ボタン」などと聞いた時、すぐにピンとくるでしょうか?

ご存知の方もいるかもしれませんが、実は全てステッキのパーツや部位の名称です。下の画像にステッキの図と一緒に各種名称を掲載しましたので、ご覧ください。

メーカーやステッキの種類によっては呼び方が変わってくる場合もありますが、基本的には上図の呼び方で通じます。

イラストのステッキは3つ折りタイプの折りたたみステッキを使用しているので、ステッキのタイプによってはジョイント部が無かったり、調節ボタン、調整穴の無いものや、木製一本杖のように折りたたみや伸縮の出来ないものもあります。

それでは簡単に各部位の説明をしていきます。

◆【グリップ】:持ち手とも言われるステッキを握る部分です。楓や樫など木製の物が主流でしたが、現在ではアクリル、樹脂、カーボン、ゴムなど様々な素材のグリップがあります。また、デザインもオーソドックスな「T字型」と言われる物の他にも、ユニークな形状や柄がプリントされている物もあります。
主流の木製グリップは温かみがあり、手になじみやすいのが特徴です。しかし落としたり、ぶつけたりした場合は他の素材と比べ傷が付きやすいというデメリットもあります。
アクリル製のグリップは素材の特性上透明感と光沢があり、様々なデザインや着色でデザインバリエーションが多いのが特徴です。しかし木製とは違い、落としたり、ぶつけた場合には欠けてしまう恐れがあります。
このように素材による特性が色々とあるため、実際にお店の方に確認したりお問合せをしてみると良いでしょう。KINDCAREもお客様のお悩みには出来る限りお答えしておりますので、お気軽にお問合せください

◆【シャフト】:支柱と言われるステッキの本体部分です。多くは木製とアルミニウムなどで作られています。最近はジュラルミンやカーボン素材の物も出ています。また多くのステッキのシャフトには柄がプリントされるなどデザインのポイントにもなっています。

◆【先ゴム】:石突きと言われることもあるステッキの地面を突く側に付いている部品です。これがないとステッキを地面に付いた際に滑ってしまうなど大変危険です。また地面に突いているのでステッキを使えば使うほど削れてしまいます。削れた先ゴムをそのまま使用するのは危険ですの、早めに交換をしましょう。接着剤などはついていないのでご自身で交換可能です。

「ではいつ交換するの?」という疑問もあると思います。簡単な目安として、一般的な先ゴムには接地する面に溝があります。この溝が削れて画像のように平面になったら交換時です。突き方によっては、斜めに先ゴムも減ることがありますので溝が削れてきましたら早めの交換をおすすめします。

新品の先ゴム裏には溝があります
削れて溝が無くなった先ゴム


◆【調整ボタン】:ポッチと言われることもあります。ステッキの長さを調節するための部位です。これを押し込みシャフトをスライドさせ、任意の調整穴に合わせることで長さの調整が可能です。詳しい調整方法は別記事でご紹介いたします。

◆【調整ストッパー】:調節ネジカバーなんて呼ばれる場合もあるようです。長さ調整が可能なステッキについている部品です。長さを調整する際にこれを緩めないとシャフトが動かせないようになっています。万が一調整ボタンを間違えて押し込んでしまった際などに、突然縮んでしまうことを防止する大切な役割があります。

また、調整ストッパーの中に白い「パッキン」や「樹脂リング」と呼ばれるリングがあります。これがなくなるとステッキを突いた際にカチャカチャと音が鳴ってしまうので、もしも調整ストッパーをしっかり締めても音がする場合は購入店に問い合わせてみるのが良いでしょう。

以上がステッキ各部位の簡単なご紹介でした。

 

普段あまりなじみのない名称ですが、ステッキをお使いの方や、これから使おうと考えている方は是非参考にしてみてください。
なお、今回ご紹介したステッキ部位のうち、消耗品である先ゴムはコチラからご注文いただけます。お持ちの先ゴムの内径を測り、ご自身のステッキに合うものをお選びください。わからない場合はメールやお電話にてお問合せください。

次回はステッキの使用に関して注意すべきことや、長さ調整の仕方などをご紹介いたします!

暑い夏は始まったばかりです、皆様くれぐれも熱中症には気を付けてお過ごしください。